韓国の病院の「日本語対応」、よくある5つの思い込み 予約から帰国後まで確かめること
韓国の病院の「日本語対応」は、受付だけの場合もあれば、診察や結果説明まで通訳が付く場合もあります。思い込みやすい5つの点と、予約の前に聞いておくことをまとめました。
「ソウル 病院 日本語」で探すと、「日本語対応」と書かれた病院がたくさん見つかります。ただ、その一言が指す中身は病院によって違います。受付に日本語を話すスタッフがいるだけのこともあれば、診察室の中まで通訳が付き、結果も日本語で受け取れることもあります。
米国疾病予防管理センター(CDC)も、言葉が十分に通じない施設で医療を受けると、治療について誤解が生じることがあると注意しています。この記事では、韓国で日本語が通じる病院を探すときに思い込みやすい5つの点と、それぞれ何を確かめればいいかを整理しました。ソウル・江南のクァンドン病院の場合の答えも添えています。
思い込み1:「日本語対応」なら、どの場面でも日本語が通じる
実際は、場面ごとに違います。 予約の連絡、受付、検査室、診察室、結果説明、会計。日本語が必要な場面はいくつもあり、そのすべてに日本語を話す人がいるとは限りません。
確かめるときは、「日本語対応ですか」ではなく、「医師の説明の場に、日本語の通訳は同席しますか」と場面を指定して聞くのが確実です。
クァンドン病院には、英語・日本語・中国語・ロシア語・モンゴル語のコーディネーターが常駐しています。1泊2日の検診では、通訳は英語・中国語・日本語が標準で、1対1で付き添うとしています。検診センターでは、結果説明にも通訳が付きます。
思い込み2:通訳とコーディネーターは同じ人
役割が違うことがあります。 コーディネーターは予約や日程、院内の案内を担当し、医療通訳は医師の説明を訳します。一人が両方を担う病院もあれば、分かれている病院もあります。
クァンドン病院の1泊2日の検診では、1対1で担当するコーディネーターが付き、医療通訳も常に控えているとしています。担当のコーディネーターが一人で最後まで責任を持つ形です。
思い込み3:日本語で連絡できるのは、電話だけ
最初の連絡は、文字の方が確実なこともあります。 電話では、症状や薬の名前を正確に伝えるのが難しいことがあります。文字なら、あとから見返せます。
クァンドン病院の日本語ページでは、LINEでの質問、予約申込フォーム、メール、Instagramから、日本語で相談を始められるとしています。フォームに書いた内容には、担当のコーディネーターがメールで返信します。
思い込み4:結果の報告書も、当然日本語でもらえる
報告書の言語は、病院ごとに確かめる必要があります。 説明は日本語でも、書面は韓国語や英語ということもあります。帰国後に日本の医師に見せるなら、ここは大事な点です。
クァンドン病院の1泊2日の検診では、報告書は英語の全文と要約が基本で、日本語訳は希望すれば付けられます。自国の医師と共有するための要約も発行します。日本語訳が必要なら、予約のときに伝えておくのが確実です。
CDCは、帰国する前に受けた医療の記録の写しをすべて受け取っておくことを勧めています。検査の画像や薬の名前も含めて、帰る前にそろえておいてください。
思い込み5:帰国したら、病院とのやりとりは終わり
帰国後に疑問が出ることはよくあります。 日本の医師に結果を見せたときに「この数値は何ですか」と聞かれて困るのは、珍しいことではありません。
クァンドン病院の1泊2日の検診では、帰国後12か月の間に5回連絡するとしています。7日後に報告書、30日後に経過確認の電話、90日後に遠隔での相談、180日後に近況の確認、365日後に次回のご案内です。検診センターでは、同じコーディネーターが翌年の検診や必要な追加の診療まで案内します。
予約の前に送っておくと話が早いこと
日本語で問い合わせるとき、最初のメッセージに次のことが入っていると、やりとりの回数が減ります。
- 受けたい検査や、診てもらいたい症状
- ソウルに滞在できる日付と、帰りの便の時間
- 飲んでいる薬の名前と量(お薬手帳の写真でも)
- 持病や、日本で受けた最近の検査の結果
- 日本語の通訳が必要な場面(説明のときだけか、一日を通してか)
- 報告書の日本語訳が必要か
CDCは、検査の結果を含む医療の記録の写しを持参し、処方薬は元の包装のまま、滞在日数より少し多めに持っていくよう勧めています。
言葉の問題は、薬の名前で起こりやすい
日本語で話せても、行き違いが起きやすいのが薬の名前です。韓国と日本では、同じ成分でも商品名が違うことが多く、商品名だけを伝えても相手に通じないことがあります。
お薬手帳や薬の箱の写真を見せるときは、商品名だけでなく成分名(一般名)も分かるようにしておいてください。韓国で薬を処方されたときも、成分名と飲み方を書いてもらうと、日本に帰ってから医師や薬剤師に相談しやすくなります。
診断名も同じです。説明が日本語でも、書面の病名が韓国語だけだと、日本で見せたときに伝わりにくくなります。英語や日本語での表記をもらえるか、その場で聞いてみてください。
日本語で受診できても、変わらないこと
言葉が通じても、検査や治療のリスクがなくなるわけではありません。大腸カメラの前処置、鎮静、追加の検査が必要になったときの判断など、日本で受けるときと同じように、分からないことはその場で通訳を通して聞いてください。滞在中に体調が急に悪くなったときは、病院の予約を待たずに救急を受診してください。
外務省は、国・地域ごとの医療事情を「世界の医療事情」で公開しています。韓国の医療事情の全体像を知りたい方は、あわせて読んでおくと安心です。
病院全体の日本語のご案内はクァンドン病院の日本語ページに、1泊2日の検診の内容はGlobal Premium Checkup(英語)に、検診センターの案内はグローバル健康検診センターのページ(英語)にあります。
病院はソウル市江南区奉恩寺路612、地下鉄・奉恩寺駅5番出口から徒歩1分、COEXの近くです。何から聞けばいいか分からなければ、「日本語の通訳はどの場面まで付きますか」というひとつの質問だけをLINEで送ってください。そこから順に答えます。
よくある質問
韓国の病院で、日本語だけで受診できますか?
病院によって違います。クァンドン病院には日本語のコーディネーターが常駐し、1泊2日の検診では通訳が1対1で付き添います。どの場面まで通訳が付くかは、予約の前に場面を指定して確かめてください。
通訳とコーディネーターは何が違いますか?
コーディネーターは予約や日程、院内の案内を、医療通訳は医師の説明を担当するのが一般的です。クァンドン病院の1泊2日の検診では、担当のコーディネーターが1対1で付き、医療通訳も常に控えています。
日本語で予約の相談をするには、どうすればいいですか?
クァンドン病院では、LINE、日本語ページの予約申込フォーム、メール、Instagramから日本語で相談できます。フォームの内容には担当のコーディネーターがメールで返信します。
結果の報告書は日本語でもらえますか?
クァンドン病院の1泊2日の検診では、英語の全文と要約が基本で、日本語訳は希望すれば付けられます。日本の医師と共有するための要約も発行します。
帰国後に結果について質問できますか?
クァンドン病院の1泊2日の検診では、帰国後12か月の間に5回連絡し、90日後には遠隔での相談があります。それ以外の時期の質問の受け方は、予約のときに確かめてください。
参考資料
- Medical Tourism: Getting Medical Care in Another Country · Centers for Disease Control and Prevention (CDC)
- 世界の医療事情 韓国 · 外務省
この記事はAIの支援を受け、クァンドン病院の公開情報と記載の医学資料をもとに作成しました。医師の監修は受けていません。



